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    工事管理と工事監理

    Q 工事管理と工事監理の違いは?

    A 工事管理は施工側、工事監理は設計者側。

    工事管理は施工に当たって、工事の品質・コスト・工程・安全・環境の管理、下請け業者(サブコン)の手配、材料の発注、現場での指示などを行うことです。ゼネコン側、工務店側の仕事です。一方工事監理は、設計図書通りに工事がされているかを確認し、指示することで、設計者側の仕事です。
    ・設計側の監理は「サラカン」と言われ、工事管理と区別されてきましたが、監理技術者という資格(施工の技術上の管理を担う)ができて、工事管理側、施工側の資格にも監理という漢字が使われ、監理と管理の漢字の区分けがあいまいになってしまいました。


    ・士法2・8に、工事監理とは「その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。」とあります。また士法3の2、士法3の3に一定規模を超える建築物では、工事監理は1級(2級)建築士が行わねばならないとあります。


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