• 建築と不動産のスキルアップを応援します!

    Q 高力ボルトの耐力とは?

    A 0.2%の残留ひずみを生じさせる応力度のこと

    接合部が応力方向にすべるか否かがすべり耐力。高力ボルトの耐力とは、どれくらいの力で引っ張ったらボルト軸が弾性を失って塑性化するかを意味します。弾性とは力を除いたら元にもどる性質で、塑性とは力を除いても元にもどらない性質のこと。弾性から塑性に変わる点を、材料が降伏して白旗を上げる点ということで降伏点といいます。

    普通の鋼材は明確な降伏点がありますが、高力ボルトでは曲線状に弾性から塑性に移るので、降伏点がはっきりしません。高張力鋼、加工された鉄筋も同じです。そこで0.2%(0.002)のひずみ度が残る点を疑似的な降伏点とし、その点を耐力とします。すなわち耐力=疑似的な降伏点=0.2%残留ひずみを生じさせる応力度といえます。0.2%残留ひずみを生じさせる応力度は、0.2%オフセット耐力ともいいます。その疑似的な降伏点を基準強度(基準張力)T0として、摩擦力などを計算します(平12建告)。offsetとは平行にずらすという意味です。SUS304Aのステンレス鋼は0.1%オフセット耐力を降伏点としています。

    ついに発売! スーパー記憶術の新訂版 全台入れ替えで新装オープン!

    読者の方が誤植を見つけてくれました。p9右段上から9行目 「破水 はふう→破封 はふう」  です。申し訳ありません。

     

    楽天資格本(建築)週間ランキング1位!


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です