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    Q H形鋼の柱にH形鋼の梁を混用継手で留める場合、どのような順で行う?

    A 梁のウェブを高力ボルトで締め、その後にフランジを完全溶込み溶接とする

    混用継手では、ウェブを高力ボルト接合、フランジを完全溶込み溶接とするのが一般的です。柱にはウェブを接合するためのガセットプレートを、工場で事前に留めておきます。現場では梁のウェブを先に高力ボルトで留め、その後に溶接を行います。溶接を先に行うと、熱による変形によって位置がずれたり、摩擦面の接触が悪くなる可能性があります。

    H形鋼の柱はダイアフラムの代わりにスチフナーを付け、梁フランジの力で柱がゆがまないようにします。スチフナーと梁フランジがずれると、柱フランジが曲がってしまいます。

    ・柱梁の前に接合部が壊れると、建物が一気に壊れてしまいます。そこで接合部は柱梁よりも壊れにくくしますが、そのことを保有耐力接合といいます。接合部が他が壊れても最後まで耐力を保有するという意味です。

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    読者の方が誤植を見つけてくれました。p9右段上から9行目 「破水 はふう→破封 はふう」  です。申し訳ありません。

     

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