Q 溶接部の有効面積とは?
A 応力を伝えることのできる断面積で、溶接の有効のど厚×有効長さにより算出する
溶接部がどれくらい力を伝えるかを計算する際に、有効のど厚×有効長さで出る有効面積を使います。完全溶込み溶接では、エンドタブを含めない板厚の幅が有効長さになります。隅肉溶接では、溶接長さからサイズSの2倍を引いた長さが有効長さとなります。なぜSの2倍を引くかというと、隅肉溶接の両端は細くしぼむからです。のど厚、長さともに有効と付けるのは、構造的に有効で、施工的に安全を見ているということです。
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