Q クレーンで吊る場合の玉掛ワイヤーの安全係数は?
A 6以上
安全係数=破断荷重/最大荷重。たとえば破断荷重が18tの場合、安全係数が10だと最大荷重は1.8t、安全係数が6だと最大荷重は3tとなります。安全係数が大きいほど、安全の余裕をみていることになります。玉掛ワイヤーの安全係数は6とされています(労働安全規則469、クレーン等安全規則213)。
・玉掛けとは、クレーンで吊る際に、荷を吊り具に掛ける、はずす、クレーンへ合図するなどの作業のことです。クレーンのフックに掛けるワイヤーの輪状の部分をアイ(目)といい、その目玉の形をフックに掛けるところから来ています。また荷が宝物(玉)のようなものだからとか、玉石を吊り上げるときに縄を掛けたからなどの説もあります。
・玉掛け、揚重では毎年死者が出る事故が起きています。安全管理は厳重にする必要があります。
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読者の方が間違いを見つけてくれました。p9右段9行目 「破水 はふう」→「破封 はふう」。p146下の記憶術の囲み「三m」→「三mm」。p179中央イラスト内文字「バベル角度」→「ベベル角度」。p218上の記憶術内、約1尺の板180cm、約1間角の平地→30cmの180cm、30cmが逆。p323上の図中「振幅」はx軸から波の上までの高さ。p326下の式で、カッコ内の「logIo/I」→「logI/Io」。p359下イラスト内「ライナー」→「ランナー」。まことに申し訳ありません。
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