2025年度 1級スーパー記憶術の修正、追加予定
p20上に追加
p22上に追加
p25中に追加
p29上に追加
p29下に追加
p33中に追加
p35上追加
Q 早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメントは、普通ポルトランドセメントと比べて水和熱は大きい?小さい?
(構)(施)
A 大きい
・水和反応が活発で早いと、水和熱も大きくなる。また単位セメント量(単位結合材量:生コン1㎥中のセメントのkg数)が大きい、すなわちセメントが多いと水和熱が大きくなり、温度ひび割れしやすくなる。温度ひび割れは、内部は熱をもって膨張したまま表面だけ冷えて収縮するので、表面だけ引張られて割れる現象。
・ダムや大断面の基礎梁などのマスコンクリート(大断面のコンクリート)では、水和熱の小さい中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、混合セメントなどの低熱性のセメントを使う。
・「中庸熱」という用語はわかりにくいが、「低熱」と「普通」の間のセメントである。
Q 混合セメント(高炉セメント、フライアッシュセメント)は、普通ポルトランドセメントと比べて水和熱は大きい?小さい? (構)(施)
A 小さい
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(男女)混合リレーでは、スピードは落ちる
混合セメント 水和反応遅い=水和熱小さい
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・セメントに高炉スラグ(slag:くず)、フライアッシュ(fly ash:飛ぶ灰)を入れることで、セメントを少なくしてセメントの中和反応を不活発にし、強度の発現を遅らせて水和熱を小さくする。初期強度は小さいが、長期強度は大きくなる。
・セメントは水和反応が活発なほど早期強度は大きくなり、水和熱も大きくなる。水和反応が不活発に抑えられたセメントは、早期強度は小さく、水和熱も小さいが、長期では徐々に強度が大きくなる。ゆっくり固まるセメントは早く固まるセメントよりも、長期間では強度は大きく密実な組織となる。カメがウサギに勝つのはセメントも同じ。
Q 高炉セメントは海水に強い?弱い?、水密性は高い?低い? (構)(施)
A 海水に強く、水密性は高い
・高炉セメントとは、製鉄所の高炉から出たスラグ(くず)を混ぜたセメント。発電所の灰(ash)を混ぜたフライアッシュセメントとともに、混合セメントと呼ばれる。両者とも混合量はA種<B種<C種。混合セメントは、セメントを減らしてくずや灰をいれてあるので、水和反応はにぶく、初期強度は小さく、水和熱は低い。水和熱が低いので、温度差でひび割れしやすいマスコンクリート(大断面のコンクリート)に使われる。セメントが減っている分、アルカリ性が弱くなり、中性化速度は早い。高炉セメントは、海水や硫酸塩に強く(化学抵抗性)、水密性が高い。
Q フライアッシュセメントを使うと、コンクリートのワーカビリティーは良くなる?悪くなる? (構)(施)
A 良くなる
・フライアッシュは球形の微粒子のため、ボールベアリング効果によってコンクリートが流れやすくなり、施工性(ワーカビリティー)が良くなる。AE剤が微細な気泡によるボールベアリング効果によって流れやすくなるのと同じ原理。
・ワーカビリティーとは型枠内、鉄筋周囲のすみずみにまで密実に行きわたるような、流れやすさ、材料分離しにくさをあわせ持つ施工のしやすさを表す。流れやすさだけなら水を加えればよいことになるので、各マニュアルでの用語の定義は、複雑でわかりにくい表現となっている。
Q 普通コンクリート、普通ポルトランドセメントとは? (構)(施)
A 普通コンクリートとは、普通骨材を使ったコンクリート。
普通ポルトランドセメントとは、早強、超早強、中庸熱、低熱、耐硫酸塩などではない一般的なポルトランドセメント。
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普通 コンクリート
普通 骨材 コンクリートのコを骨材のこに対応させる
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・JASS5では普通コンクリートとは、「主として普通骨材を使用し、気乾単位容積質量がおおむね2.1~2.5t/㎥の範囲のコンクリート」とある。普通コンクリートは、軽量骨材を使った軽量コンクリートに対して使われる用語。ポルトランドセメントには、強度の発現を早めたり遅らせたりする、硫酸塩に抵抗しやすくするものがあり、それらに対して普通ポルトランドセメントと呼ばれる。普通コンクリートは普通ポルトランドセメントを使ったコンクリートではなく、普通骨材を使ったコンクリート。混同されやすいので、「普通コンクリートは普通骨材」と「コ」で対応させて覚えておくとよい。
p47中に追加
p60表の上に追加
p61上に追加
p69上に追加
p72の上に追加 型枠、せき板、支保工の図
p83下に追加
p84上換え
p86上に追加
p90中段に追加 せん断補強の長期許容応力度
p105下に追加
p111上 帯筋、あばら筋換え
p113の上に追加 せん断ひび割れの発生と伸展
p114の上イラストの下に追加
Q 大きな圧縮力を受けると、柱の靭性は大きくなる?小さくなる? (構)
A 靭性は小さくなる(粘り強さが減少する)
・大きな圧縮力Nを受けると、コンクリート内組織同士の摩擦などにより、横にずれる変形がしにくくなる。また断面がNに抵抗する分、曲げモーメントMに抵抗する分が減ってしまい、Mの限界の耐力が低くなる。よって強い圧縮力を受けると、柱の靭性と曲げ耐力は低下することになる。地震時は外柱の方が軸方向力の変化が大きく、圧縮力も大きい傾向にあるので、外柱の靭性と曲げ耐力の低下に注意する。
Q 複筋梁にするメリットは? (構)
A 長期荷重によるクリープたわみの抑制、地震時における靭性(粘り強さ)の確保。
・コンクリートは、荷重によって長い時間をかけて縮む(クリープ変形)。鋼はクリープ変形しないので、圧縮側に鉄筋を入れると、コンクリートのクリープたわみを抑制できる。また大地震時には、圧縮側にも鉄筋があった方が粘り強くなる(靭性)。コンクリートは引張りには効かないので、鉄筋で補強したのが鉄筋コンクリートの起源。現在では梁の上下に全スパン通しで鉄筋を入れて、圧縮側にも鉄筋を効かせる複筋梁とするのが一般的。主要な梁は必ず複筋梁とする。複筋にした上に、引張り側に短い鉄筋(カットオフ筋)を追加で入れることもある。
p114 曲げ破壊の前に追加
p115上に追加
p115換え
p117の次に追加 柱のPtを求めるグラフ
p134下に追加
Q コンクリートブロック塀の控壁は( )m以下ごとに配置する (構)
A 3.4m以下
・大阪の地震で小学校のプールのブロック塀が倒れ、小学生の女の子が亡くなる事故が起きた。塀に控壁がなかったのも一因とされた。ブロック塀におけるブロック厚は、2m以下は10cm以上、2m超えは15cm以上。また縦筋は頂上部の横筋に180°フックによるかぎ掛けとする。【2名 で 囲碁】
・コンクリートブロックの強度 A種<B種<C種 【強度を死守!】
・混合セメントの混合量 A種<B種<C種
・セパレーター C型:両面仕上げあり【仕上げあり】、B型:両面打ち放し
B-C型 :片面打ち放し、片面仕上げあり
・型枠合板 節、割れ、欠けの少ない順、グレード
A>B>C>D B-C:片面B、片面C
p139下換え
p140上に追加
p149上の記憶術の換え
p157上 イラスト換え
p157 イラスト追加
p160Qの上に追加-1 IとS
p177の下に追加
p201上に追加
p213固有周期の解説に追加
p206中に追加
212中に追加
P212下に追加
p213上に追加
Q 沖縄の地震地域係数Zの値は? (構)
A 0.7
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沖 縄
0.7
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・地震地域係数Zは地震の頻度や被害などから定めた、地震層せん断力Ciを低減する係数。沖縄は低くて0.7、福岡は0.8、東京、大阪、名古屋は1(低減なし)。
p213下の語呂合わせ 換え
p218下に追加
p219の上に追加
p219上追加
p221中に追加
p226上のQ&A換え
p232木裏の上に追加
p234の次に追加
p233下に追加
p234の次に追加
p282上に追加
p286上に追加
p294上のQ&Aとイラストの下に追加
p297中に追加
p299の空気線図の前に追加
p316の全熱交換機の前に追加
p317 置換換気の前に追加
p317置換換気の次に追加
p317置換換気の次に追加
p322の次に追加
p357の上に追加
p360下に追加
p366下のQ&A入れ替え
p367上に追加
p370下に追加
p371上に追加
p371上追加
p373グリース阻集器の次に追加
p375中に追加
p376下電圧区分Q&A換え
p377 D種接地工事の下に追加
p378の負荷率、需要率を換え
p378の負荷率、需要率の次に追加
p379次頁に追加消火設備
p381 BEIを換え
p382のZEB換え
p382ZEBの次に追加
Q カーボンニュートラルとは?
A 二酸化炭素の排出量-除去量 をゼロにしようとすること
・carbonは炭素(C)で、ここでは二酸化炭素(CO2)のこと。ニュートラルは、プラスマイナスしてゼロとすること。二酸化炭素ばかりでなく、メタン、一酸化二窒素、フロンなどの温暖効果ガスを含む。
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カーボン=炭素→2酸化炭素 プラスマイナスゼロ→ニュートラル
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・SDGs:持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のこと。sustainable(サステナブル持続可能)なという英単語はよく出てくるので、覚えておく。
・パッシブデザイン(passive design):機械的方法によらずに建築的に自然エネルギーをコントロールすること。逆がアクティブデザイン(active design)で、機械的方法によって自然エネルギーをコントロールすること。パッシブpassiveは受け身の、アクティブactiveは能動的なという意味。【パシッとぶたれても受け身な姿勢】
・PM2.5:Particulate Matter 2.5μmの略で、大気中に浮遊する微細な粒子(2.5μmマイクロメーター以下)のこと。【午後2時半のおやつは小麦粉製】
p384中に追加
p385下に追加
p386中に追加
Q タイルの密着張りでは( )という機械を使い、張り付けモルタルは( )度塗る。(施)
A 振動機(ヴィブラート)、2度
・張り付けモルタルは2回に分けて塗り付ける。1回の塗り付け面積は2㎡以下、かつ20分以内に張り終える面積とする。【モルタルを2回塗る→2㎡以下かつ20分以内】
・タイルは1段おきに上から下へと数段張り付けた後、その間のタイルを張る。中を抜かずに続けて張ると、振動によって隣のタイルがずれやすくなるため。
・モルタルを壁に塗る場合、下地が乾燥しているとモルタル中の水が吸い取られて、セメントの水和反応ができなくなる(ドライアウト)。特に外壁で日光が当たる部分は要注意。そこで水湿しを行なったり、吸水調整剤を塗る。内壁の接着剤によるタイル張りの場合は、モルタルではないので、下地は十分に乾燥していることを確認する。
Q タイル密着張りの貼り付けモルタルの塗り厚は? (施)
A 5~8mm
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密着 取材は こ わい!
密着張り 5~8mm
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Q タイル改良積み上げ張りでは、1日の張り付け高さの限度は? (施)
A 1.5m程度
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1個、1個積み上げる
1.5m
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・改良積み上げ張りは、張り付けモルタルをタイルの裏面にのみ塗り、下から上へ積み上げるように張る工法。1日の張り付け高さの限度は1.5m程度、目線の高さ程度。
p387下に追加
Q 外部に接するガラス溝に設ける水抜き孔は、直径( )mm以上、2カ所以上 (施)
A 6mm以上
・複層ガラス、合わせガラス、網入りガラスも同様に6mm以上、2カ所以上。ガラスブロックの場合の水抜き孔は、溝が大きくなるので6mm以上を1~1.5m間隔。
・かかり代は、8mm、10mmのガラスでガラス厚以上、複層ガラスで15mm以上。
網入りガラスにおける小口のさび止め処理
Q 網入りガラスにおける小口のさび止め処理は、下から高さの1/( )行なう (施)
A 1/4
・網入りガラスは、菱形にワイヤーが入ったものが一般的(菱ワイヤー)。火事でガラスが落ちにくく、建築基準法上、延焼のおそれのある部分の窓ガラスは網入りガラスとする(防火設備)。防犯上の効果はない。ガラスと鋼は線熱膨張係数がほぼ一緒なのでガラスに鋼を埋め込むのは可能だが、多少の違いから、太陽光による熱割れも起こる。【カラスは合コンを熱望する】(p13) 水が入ってさびると、膨張してガラスが割れる。それを防ぐため、下1/4には防錆(ぼうせい)処理をする。
Q アルミサッシがモルタルと接する部分には、耐アルカリ性塗料の( )系塗料を塗る (施)
A アクリル樹脂系塗料 (ウレタン樹脂系塗料)
・アルミは酸ともアルカリとも反応し(両性金属)、水素を発生して溶ける。そこでアルミをモルタルから絶縁する必要があり、耐アルカリ性塗料のアクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料などを塗る。
・アルミサッシをコンクリートに取り付けるには、事前に埋め込んでおいたアンカーに、アルミ側の金物を溶接する。届かないときは短い鉄筋などを間に入れる。位置の微調整は木製のくさびで行ない、後にくさびは撤去する。隙間には防水剤を混ぜたモルタルを充填する。防水モルタル(充填モルタル)に塩化カルシウム系の凍害防止剤を添加するのは、腐食を促進するので厳禁。
p388上に追加
p389上に追加
Q 石こうボード直張り工法(GL工法)において、石こう系直張り用接着剤(GLボンド)の乾燥期間は? (施)
A 仕上げ材に通気性のある場合は7日以上、通気性のない場合は20日以上
・GLとはGypsum Liningの略で石こうの裏地が直訳で、タイガーGLボンド(吉野石膏)などの商品がある。コンクリートやモルタル面に団子状に塗り、石こうボードを押し付けて留める。石こうボードを張った後にすぐにクロスなどを張ると、GLボンドの水分が残っていて、湿気でクロスがはがれたりふくれたりしてしまう。石こうボード表面に仕上げをするまでの乾燥期間は、通気性のある布壁紙などで7日以上、通気性のないビニルクロスや塗装などで20日以上とする。
シージング石こうボードとは? 1級スーパー記憶術p389中に追加
Q 防水性に優れた石こうボードは? (施)
A シージング石こうボード
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SEA → 海 → 防水性
シージング石こうボード
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・sheathing:さやに収める、被覆する
・石こうの板の両側に紙を張ったのが石こうボードで、その紙に防水処理をしたものがシージングせっこうボード。
p391中に追加
湿気のある部屋のビニル床シート張り ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤 1級スーパー記憶術pp391中に追加
Q 洗面脱衣室などの湿気の多い場所では、ビニル床シート張りの接着剤は? (施)
A ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤
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脱衣は うれし楽しい エポック
脱衣室 ウレタン系 エポキシ系
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・下地のコンクリート乾燥期間は28日以上で塗装と同じ。モルタルの乾燥期間は14日以上。
乾燥期間 塗装 コンクリート→冬期28日以上(標準養生と同じ)、夏季21日以上
ビニル床シート コンクリート→28日以上(標準養生と同じ)
モルタル →14日以上(標準養生の半分)
・フローリングのコンクリート、モルタルへの直張りは、ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤を使用する。フローリングの割り付けは部屋の中央から行う。寸法調整は目立たない壁際で行い、出入口を避ける。
・タイルカーペット張りでは、粘着はく離形接着剤を使用する。粘着はく離形接着剤は、簡単にはく離できてずれをすぐに直せる。
・タイルカーペットをフリーアクセスフロア(床を浮かせるユニットを並べたフロア)に敷く場合、タイルカーペットは床パネルの目地にまたがるように割り付ける。床パネルのの目地にそろえると、パネルの動きでタイルカーペットにすき間ができてしまう。
p391の次に追加
表上の割引率は、(1-割引率) の間違い
p392 ノーマライゼーションの次に追加
p398の次に追加
p399上に追加
p400駐輪スペースの下に追加
p403都市計画の前に追加