• 建築と不動産のスキルアップを応援します!

    設計図書の種類

    Q 工事請負契約時に添付する設計図書の種類は?

    A 設計図、標準仕様書、特記仕様書、現場説明書、質問回答書

    文章によって仕様を指定した仕様書には、一般的、汎用的な標準仕様書と、その設計に特有の特記仕様書があります。工事名称、所在地、構造物の内容や規模などの工事概要を規した書類が現場説明書。施工者の質問に建築主や設計者が回答したのが、質問回答書です。

    ・標準仕様書は、学会や国交大臣官房官庁営繕部などの標準仕様書がよく使われます。特記仕様書は設計事務所がもつ定型的な仕様書で、それに黒丸を付けたり、数字、文字を書き込むだけでOKの特記仕様書が多いです。5つの設計図書には優先順位があり、相互の記載にずれがある場合には、その優先順位の高い方に従います。質問回答書>現場説明書>特記仕様書>設計図>標準仕様書という順です。より新しい、後から作成されたもの、その工事に特有な書類ほど優先されます。
    ・基準法上は、設計図+仕様書が設計図書です(法2・十二)。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です