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    Q 台付けワイヤーの安全係数は?

    A 4以上

    台付けワイヤーとは、トラックの荷台や置場などの台に荷物を締め付けるとき、荷物どうしをしばるときに使うワイヤーです。安全係数は4以上とされています(労働安全衛生規則500)。玉掛けワイヤーは荷を吊るため、台付けワイヤーは荷を固定するためで、アイ(目:輪の部分)の加工法が異なります。玉掛けワイヤーの加工法はクレーン等安全規則に定められていますが、台付けワイヤーに関する規定はありません。外観の違いがわかりにくく、台付けワイヤーを玉掛けに使ってしまうことがよくあります。吊る場合は玉掛けワイヤーを必ず使うようにします。

    ・ワイヤー(wire)、ワイヤーロープ(wire rope)のことは索(さく)ともいい、玉掛け索、台付け索という用語もよく使われます。スリング(sling)は吊り具全般のことですが、ワイヤーや鎖を指すこともあります。
    ・安全係数は安全率と書かれることもあります。安全係数が4の場合、安全率は1/4=0.25と勘違いしやすいと、筆者は思います。
    ・アイは輪のことですが、アイ・スプライスはアイをワイヤーをよって継いで輪にすること。スプライス・プレートは継ぐための板。スプライスはひもをほどいて細いひもに分け、それを相互によって継ぐことが原義です。

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    読者の方が間違いを見つけてくれました。p9右段9行目 「破水 はふう」→「破封 はふう」。p146下の記憶術の囲み「三m」→「三mm」。p179中央イラスト内文字「バベル角度」→「ベベル角度」。p218上の記憶術内、約1尺の板180cm、約1間角の平地→30cmの180cm、30cmが逆。p323上の図中「振幅」はx軸から波の上までの高さ。p326下の式で、カッコ内の「logIo/I」→「logI/Io」。p359下イラスト内「ライナー」→「ランナー」。まことに申し訳ありません。​​

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