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    Q 建入れ直しはどうする?

    A ①建入れ直し用ワイヤーを張り、レバーブロックまたはターンバックルで調整する
    ②柱の継手に付けた建入れ直し治具で調整する

    鉄骨を現場で組み立てる建方(たてかた)において、柱を垂直にすることを、建入れ直し(たていれなおし)といいます。柱梁を仮ボルトで留め、アンカーボルトを多少ゆるめてから、ワイヤーをレバーブロックやターンバックルで調整して柱の垂直を出すのが一般的です。垂直が出た後にボルトを本締めするか溶接などを行います。
    大規模現場では、従来のワイヤーを使った方法の他に、柱継手に付ける建入れ直し治具が多く使われるようになしました。柱継手の溶接前に、建て入れ直し治具の調整ボルトを専用のレンチで回して、上層の柱の垂直を取ります。

    構造体の筋かいは、動かすことで接合部が痛むから、建入れ直しには使えません。

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    読者の方が間違いを見つけてくれました。p9右段9行目 「破水 はふう」→「破封 はふう」。p146下の記憶術の囲み「三m」→「三mm」。p179中央イラスト内文字「バベル角度」→「ベベル角度」。p323上の図中「振幅」はx軸から波の上までの高さ。p326下の式で、カッコ内の「logIo/I」→「logI/Io」。p359下イラスト内「ライナー」→「ランナー」。まことに申し訳ありません。​​

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