• 建築と不動産のスキルアップを応援します!

    Q 高力ボルト孔中心間距離(ピッチ)は、( )d以上  (d:直径または呼び径)

    A 2.5d以上

    高力ボルトどうしを近づけ過ぎると、孔と孔との間の鋼板面が小さくなり、鋼板どうしの摩擦力が得られなくなります。孔には摩擦力は発生しません。また孔どうしが近くなると、狭い鋼板に圧縮力が集中し、鋼板が壊れやすくなります。高力ボルト相互間の中心間距離(ピッチ)は、ボルト径の2.5倍以上、標準はそれに20~35mm足した値とされています(S接指針)。標準ピッチは、締付けによる材間圧縮力の分布範囲、締め付け器具(電動レンチ)の作業性も考慮して決められています。材間圧縮力は2.5dを超えて及んでいます。


    ・令68に「高力ボルト、ボルト叉はリベットの相互間の中心距離は、その径の2.5倍以上としなければならない。」とあります。普通ボルトでも2.5d以上とされています。

    ついに発売! スーパー記憶術の新訂版 全台入れ替えで新装オープン!

    読者の方が誤植を見つけてくれました。p9右段上から9行目 「破水 はふう→破封 はふう」  です。申し訳ありません。

     

    楽天資格本(建築)週間ランキング1位!


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です