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    Q ダイアフラムと角形鋼管の溶接時、裏当て金組立て溶接の位置とビード長さは?

    A 角形鋼管の角から5mm超離し、ビード長さは40mm以上

    角形鋼管の角は冷間で押し曲げたもの、塑性変形させたもので、強度は上がるけど変形性能が劣った部分となり、少ない伸びで破断します。そこに組立て溶接による割れやアンダーカットなどの欠陥が入ること、急熱、急令によってさらに材質が悪くなることを防ぐ必要があります。また角は鋼管と裏当て金の密着性が悪く、溶接が不完全になりやすい部分でもあります。
    そこで組立て溶接は角から5mm超だけ離すこととされてています(建築学会 「溶接接合設計施工ガイドブック」)。また組立て溶接のビード長さが40mm以上、脚長4mm以上は、一般の組立て溶接と同じです(板厚6mm超 JASS6)。

     

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