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    Q 厚板(厚鋼板)は( )mm以上

    A 6mm以上

    厚板、厚鋼板は、一般には厚みが6mm以上です。軽量形鋼、軽量鉄骨は板厚は6mm未満の薄板を冷間成形で折り曲げて、断面をC形、U形などとした材です。板厚6mmを境に、6mm以上が厚板、重量鉄骨。板厚6mm未満が軽量形鋼、軽量鉄骨と一般に分類されます。

    ・薄板を曲げてつくるリップ溝形鋼(C形チャンネル:Cチャン)のリップ(lip)は唇の形を指し、チャンネルchannelは溝、水路のこと。軽量鉄骨造でよく使われます。
    ・組立て溶接の最小ビード長さは、板厚が6mmで区別されていています。6mm以下では30mm、6mm超えでは40mmとなっています(S52参照 JASS6)。6mm以下を軽量形鋼とされているカタログもあり、以下か未満かは微妙です。
    ・高力ボルト接合の摩擦面は、すべり係数が0.45以上とされています(S16参照)。板厚6mm未満の軽量形鋼は、設計上0.45/2=約0.23としている場合は黒皮のままとしてよいとされています(JASS6)。
    ・税法上の法定耐用年数(減価償却年数)は、板厚が3mm以下は19年、3mm超え4mm以下は27年、4mm超えは34年(住宅の場合)の3段階で決められています。税法上は、4mmが軽量と重量の境とされています。

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