Q 鉄骨工事溶接部の受入検査における表面欠陥と精度の検査は、各ロットの( )%を目視検査とする
A 10%
ロット(lot)とは検査をする目的でまとめた同種のものの集まり。溶接の部位や種類ごとに、1節分などでロットを構成します。たとえば柱梁接合部を集めて1ロット、スチフナやダイアフラムなどのサブの構造材で1ロットなど、溶接方法、溶接姿勢などが似通った溶接どうしを節ごとに区分してロットを構成します。その各ロットの10%を目視によって検査します(JASS6)。そして溶接のサイズ、余盛の高さ、アンダーカット、継手の食違い、仕口のずれ、不整、ピットなどを目視で確認します。基準を逸脱していると思われるものは詳細に器具で測定し、管理許容差内に入っているかどうかを確認します。
ちなみに鉄筋のガス圧接における外観検査は全数です(共仕)。