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    Q 鋼材の品質確認はどうする?

    A ミルシート(検査証明書)、鋼材に付けられたマーク、ラベルシールなどで確認します。

    ミル(ミルメーカー)とは製鉄所のことで、ミルシートは製鉄所が発行する強度などを保証する検査証明書(inspection certificate)です。また鋼材自体にプリントされたマーク、ラベルシールもチェックします。鉄骨製作工場(ファブリケーター、ファブ)は直接製鉄所から鋼材を直で受け入れるルートの他に、切板会社(シャーリング会社)から切断して開先加工された状態で受け入れることも多くされています。複数の会社を経由する場合は、ミルシートの下に、切板会社の社印やサインが記されています。

    ・多くの問屋や切板会社を経由して組立てをする鉄骨製作工場に入る場合は、ミルシートが本物なのか怪しくなってきます。途中で安い海外の鋼が混入する恐れもあるので、ミルシートの原本を必ず確認する、コピーや偽物(テンプラミルシート)に注意する、電気抵抗で鋼種がわかる鋼材種別判定器を使うなどの対策が必要です。
    ・鋼にプリントされたマークはステンシルとかステンシルマークとも呼ばれますが、現在はステンシル(文字を切り抜いた型)を使わずに、専用のプリンターで書いています。

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