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    Q 基準張力T0、1面せん断、高力ボルト1本の摩擦接合部では、短期許容せん断応力度は( )×T0 、長期許容せん断応力度は( )×T0

    A 0.45×T0、0.3×T0

    摩擦力の最大はすべり係数×張力で、0.45×(T0×ボルト軸断面積)となります。基準張力T0の値は、たとえばF10Tならば500N/㎟と、1㎟当たりの張力として告示で決められています(平12建告)。
     (単位ボルト軸断面積当たりの)摩擦力の最大 = 0.45×T0(N/㎟)

    大地震時、台風時という非常時に短期的にかかる荷重に対して、これ以上のせん断力が接合部にかかってはいけないという法律的基準が、短期許容せん断応力度です。高力ボルト接合部における短期許容せん断応力度は、張力がT0の時の最大の摩擦力、すべり出すときの摩擦力としています(令92の2)。単位の平方ミリメートルは、ボルト軸断面積の1㎟当たりという意味で、摩擦面の1㎟当たりではない点に注意してください。
     (非常時の荷重では)短期許容せん断応力度 = 0.45×T0(N/㎟)

    長期せん断許容応力度は、鋼材の他の許容応力度同様に、短期の2/3とされています。長期とは普段の、常時働いているという意味で、長期許容応力度は地震時の基準よりも少し厳しめにされます。地震力が短期的に加わる非常時では0.45×T0までの目いっぱいのせん断応力度がかかってもいいが、普段は、常時の荷重時では2/3×0.45×T0=0.3×T0を限度とせよという基準です。
     (常時の荷重では)長期許容せん断応力度 = 2/3×短期 = 0.3×T0(N/㎟)

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