#溶融亜鉛めっき面 #溶融亜鉛めっき摩擦面 #すべり係数 #ブラスト処理 #リン酸塩処理
Q 溶融亜鉛めっき摩擦面のすべり係数は( )以上
A 0.4以上
溶融亜鉛めっきは、450℃程度の溶けた亜鉛に鋼材をドブ漬けして銀色にめっき処理することです。塗装よりも対候性が優れていますが、表面がツルツルしていて高力ボルト摩擦面としては不適です。そこでブラスト処理やリン酸塩処理をして、すべり係数が0.4以上のザラザラな面にします。リン酸(H3PO4)は亜鉛と反応して粒状、針状のリン酸亜鉛結晶(リン酸塩)となり、表面粗度を上げます。ブラスト処理は装置や機械が必要で時間もかかりますが、リン酸塩処理は塗装するだけなのでコストと時間の節約になります。リン酸塩処理された摩擦面は、ブラスト処理されたものと比較してすべり耐力の差異はありません。
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